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2009年04月22日
しっかりとした姿勢と方向性が有って始めて良い物が作れます。

経営改善には、一時的には苦痛を伴います。

 良い経営(しっかりとした姿勢と方向性)が有って始めて良い物が作れます。利益性、経営の安全性を高めるには、一つ一つの項目に対し自分が置かれている現状を知り、危機意識を持ちいかに先を読むかが大切です。すなわちどれだけいろいろな角度、要素を取り入れた中でシミュレーションが出来ているかで、経営のほとんどが決まってしまいます。

 極論ですが、補助金に頼ることは、不摂生をした中で、ビタミン剤を飲むようなもので、一時的効果はありますが、所詮はその体質を変えない限り、活力のある良い方向に動き出す行く事は無いでしょう。

一度、経営分析をしてみましょう。

 一年間を通じ経営全体がどうなっているのか、全体の売上がどうなっているのか、方向性は間違ってないのか調べてみて下さい。月ごと、畑ごとの作付けはどうなっているでしょうか、月々の売上、月々の経費、借入金の返済、減価償却、その他の整理が必要です。

 一番重要な事は事業計画を作る事とコストを割り出すことです。経営は、生産部門ごと、生産品目ごとの集合体です。品目ごと、月々の出荷量、単価を設定しシミュレーションを行い事業計画を立ててみましょう。月の出荷量、単価を色々と変えてみると、月々の資金の過不足が見えてきます。

 収入の可能性の確認――最悪の可能性の確認も出来る――これにより経営の方向性を知る事が出来ます。

 次に採算が悪い品目を無くし、良い品目の分を増やしてみる方法で、全体を組替えて見る。問題点、可能性が見えてきます――自分に合った経営を見つけだせます。

 商品に付加価値をつける。- 満足を与える  信頼  高付加価値  高単価
一つの商品において進化し続けなければ飽きられます。

 車を例に取ればよくわかります。車だって同じ名前でずっと売れるわけではありません。周りが変わっていく中でお金は掛かっても金型を起こしデザインを変え、性能を向上させ改善を図ります。心から良いなと感じる物を提供するからこそ、その商品は受け入れられ心地良い、使いたいの心まで届き今の自動車社会の隆盛が有るのだと思います。
 米でも、トマトでも、牛でも同じです。企業であったら当たり前の付加価値をどう付けていくか、競争力とは何かを一人一人の農家の方が真剣に考えて行く必要あります。
 農協に丸投げの責任転嫁では何も生まれません。

農家は企業です。
一年一回、経理を整理、締めるだけの経営では実態を把握できません。

 事業計画を元に1ヶ月ずつ問題の分析を行い小さいところから一歩ずつ改善する必要があります。事業計画にそって実際の収入と支出を入れていくと、どこに問題があるのか、予定通り行かないか分かってきます。
 経営の中では上記に記した事以外にも諸々ありますが、委託先の方に対しても、弊社では個々の経営分析を行った上でこれを基に、経営の改善を行い大きな成果を上げております。
 実績といたしましては、了解の元HPで紹介してあります弊社委託先である(有)大口グリーンブーケ(旧大口水気耕組合)は農協、行政より協力を得られない状況でありましたが、経営を引き継いだ方の努力と、平成2年より弊社が経営分析を行い負債整理、資金貸与、経営管理指導、栽培技術指導等を行い12年には経営を軌道に乗せ、平成13年には有限会社として新たな発展が可能となっております。
 この後にも14年より加わった新たな委託農家においても経営的にかなりきつい状況でありましたが、経営分析を行い事業計画、資金計画の策定、経営、技術指導を行い現在計画以上の実績を上げることが出来ており、経営の切り替えにより前にも増した経営が成されるまたでに至っております。

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